(12)コンパニオンバードの繁殖の未来「フィリピン視察は大きな収穫あり!?」

いつもありがとうございます。鳥爺です。

フィリピンの繁殖場のまとめです。
まず世界的にも有名な繁殖場は、紹介状がなかったので視察ができませんでした。
しかし、フィリピン国内では大きいといわれる繁殖場を見学することができました。
1つだけの繁殖場の視察ですべてを語ることはできませんが、この国の抱えた事情を考えると次のような感じだと思います。

・繁殖する鳥は、人件費よりはるかに高価
・人件費が安いので、家族単位で住み込みで働いている
・視察した繁殖場では、4家族以上確認
・繁殖場の周りを有刺鉄線で張り巡らしている(防犯のため)
・オーナーの存在を感じなかった(不在が多い?)

以上のことから私が感じたことをお伝えします。

フィリピンでは鳥の繁殖は大きなビジネスです。
しかし、働いている家族の人たちに鳥への愛情は感じられません。愛情がないのはしかたがないことだと思います。この国で生きていくために、家族単位で住み込みで働ける人たちは、恵まれているのかもしれません。

繁殖場ではないですが、鳥が見られるレストランは感動しました。
その1年後にCAP!埼玉三芳店の中庭を作る大きなヒントになったことは、フィリピンの視察はとても大きな収穫がありました。

さて、次に訪問した国はシンガポールです。
愛鳥家にとってシンガポールといえば、やはり鳥の動物園「ジュロンバードパーク」を思い浮かべると思います。
また夜の動物を見学できる「ナイトサファリ」は今は多くなりましたが、当時はシンガポールくらいしかありませんでした。ここも行きたいスポットのひとつでしょう。
繁殖場の視察も楽しみでしたが、せっかくの訪問なので見学してきました。
ありがたいことに「ジュロンバードパーク」は、視察した繁殖場の責任者が「ジュロン」のスタッフでもあったので、パーク内のガイドもしていただきました。

次回はシンガポールの繁殖場についてお伝えします。

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