行ったつもりdeコスタリカ(6)「突然木の上から何かが落ちてきた!?」

いつもありがとうございます。鳥爺です。

さて、いよいよバードウオチングの始まりです。
車で30分くらい移動したところで、鳥がいそうな森の中を散策しました。私たちはカメラ、双眼鏡を持ち、鳥の声を頼りに、茂みの中にいる鳥を探します。
すると長い棒を持った子供たちと出会しました。子供たちは木の上にいる何かを見つけたようで、私たちを見て手招きしました。
何かいるようです。長い棒を持っているということは、その「何か」を捕獲するためでしょうか!?
私の胸の奥で、ワクワクとドキドキが交差しました。

子供たちが指さした方に、「何か」がたしかにいます。

猿、、、、、!?

でも、よ~く見ると子供でした。人間の、、、。

ガイドのTさんが子供たちに話を聞くと、私たちがバードウオッチングをしているのを見て、驚かそうと思ったそうです。
いたずらですね。「いい大人を騙して、、、」とは思いませんでした。
最近の子供は大人に気を遣う子が多く、いたずらをする子供を見たことがありません。やっぱり子供はこうでなくては、思いました。

この子たちは私たちに貴重は情報を教えてくれました。それは鳥がいた場所を教えてくれたのです。

その情報を頼りに現場に行くと、聞いたことがある鳴き声が聞こえてきます。
この声は、ボウシインコです。
でも、種類がわかりません。
鳴き声から茂みの中にいることは間違いありません。
するとTさんが、「あそこ!」と指を差しました。

いました。

たしかにボウシインコです。断定はできませんが、鳴き声がとり村にいるキーちゃんというキホオボウシインコに似ています。
ご覧ください、木の葉と同色化しているので、見る角度によっては全くわかりません。
実はこの茂みには10羽近くのボウシインコはいたのです。
キーちゃんと同じ種類(たぶん?)の鳥が、故郷であるコスタリカで見られたのは感動的です。
と同時に同じ種類の鳥がペットとして飼われている現状について、考える機会を与えられたような気がしました。

ボウシインコをしっかり堪能した後、さらに散策をしていると突然木の上から何かが落ちてきました。
猿も木から落ちる、という諺がありますが、まさか、、、!?

(つづく)

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