鳥のきもち「毎日同じご飯じゃイヤ!」
私は若い頃、好きなものばかり食べていました。 たとえば、ヒマワリの種。毎日これだけでも大丈夫でした。本当においしいから。しかも、一粒ずつ種を割って、中身を取り出すのがとても楽しい。飼い主さんも喜んでいましたよ。なぜなら安 […]
私は若い頃、好きなものばかり食べていました。 たとえば、ヒマワリの種。毎日これだけでも大丈夫でした。本当においしいから。しかも、一粒ずつ種を割って、中身を取り出すのがとても楽しい。飼い主さんも喜んでいましたよ。なぜなら安 […]
栄養のバランスの次に起こる問題は「食べすぎ」です。 もしかしたら私たちの祖父母時代は、自然を飛びまわっていた野生の鳥だったかもしれません。 たかだか3、四世代しかたっていなければ、そう簡単には野生の本能はなくならないでし
あるときから、私の食事の内容が変わりました。いつもの食器に好物のヒマワリの種がない。麻の実もサフラワーもない。カナリーシードもない。食べたいものがない。どうして?いつもの食器の中に入っている、見慣れない薄茶色の物体はいっ
一度行ったことがあればわかると思いますが、病院は恐ろしいところです。私たちと同じくらい鳥を知っている人間(獣医師)が、身体の隅々まで検査します。しかも口の奥やお尻までチェックします。私たちは何をされるかわからないし、恥ず
ケージの中で、ひとりぼっちで何もしないのは退屈です。でも、ケージの中におもちゃを入れておけば私たちが喜んで遊ぶと思っている飼い主さんが多いようです。 人もそうだと思いますが、遊びが好きかそうではないかは個体差があります。
鳥のきもち「危険な遊びに惹かれてしまいます」 続きを読む »
私たちは10年、20年いやもっと長生きするかもしれません。種類によっては人間と同じくらいの寿命があります。飼い主さんと別れるのはとても辛いのです。お家に連れて帰る前に、そのことを思い出してください。(鳥の飼い主への十戒よ
鳥のきもち:第2章 人と心地よく暮らすには「飼い主さんとの出会いを求めて」 続きを読む »
あなた○ ○ さんですよね!? 「あなたがどのように私を扱っても、私はそれを忘れません。」(鳥の飼い主への十戒より・著者改訳) ときどき私たち鳥は犬に似ていると言われることがあります。「鳥のほうが犬より賢い」なんて思っ
世界でもっとも有名な鳥と言われた、ヨウムのアレックスをご存じでしょうか? 比較心理学者のアイリーン・ペパーバーグ博士のパートナーとして、30年間にわたって研究に参加し、鳥の知能の高さを示して世界に衝撃を与えました。鳥界
私たちの祖先は大昔のスーパーヒーロー・恐竜の仲間の「獣脚類(じゅうきゃくるい」と言われています。少し前までは始祖鳥(*1)が鳥の祖先のように思われてきましたが、始祖鳥は直接の先祖ではなく、別の系統に属するそうです。そうい
私たち鳥は「遊ぶ」のが仕事。おもちゃを見つけるのも得意です。身の回りにあるものは基本的にすべて私たちのおもちゃです。 飼い主さんの洋服にキラキラしたものや、かみがいのありそうな硬い部品を見つけると、遊び開始です。やめて