いつもありがとうございます。鳥爺です。
3回目のアメリカです。
まさか毎月アメリカに来るとは思ってもいませんでした。渡米し帰国するたびに心に誓いました。
「英会話を勉強するんだ!」と。
その証として必ず何か一つ教材が増えました。NHK基礎講座のカセットテープから始まり、CD、MD、聞き流し、、、、など
20数年経った今、見事に何も喋れない、、、(苦笑)。
ちゃんとやっていれば、きっとできたかもしれませんが、私の場合、だいたい3日坊主。
これではできないですね(汗)。
ただ渡米3回目になると、最初どきどきしていたロサンゼルス空港の入国審査も、少しだけ余裕が持てるようになりました。英語は喋れませんが、身振り手振りでコミュニケーションがとれるようになった気がします。
今回もオカメインコのブリーダーであるサーバーさん宅を最初に訪問しました。サーバーさんからすれば毎月のように訪問する私のことをきっと「変な日本人」だと思ったでしょうね。
しかし、3回目となるとさすがに真剣さが伝わったのかもしれません。
今回の訪問は明らかに態度が違います。なぜならリビングのテーブルにきちんと揃えられた資料が並んでいたからです。3度目の正直。これは私の直感ですが、「今日はうまくいく」そんな気がしました。
口火を切ったのはサーバーさんでした。
「ヒナを譲ることはできない、、、」
えっ!? 今回も、、、と思いましたが、黙って次の言葉を待ちました。
すると、
「繁殖用の若鳥だったら譲りましょう」
と言われました。
実は私の中で考えが微妙に変わってきていました。ヒナを譲ってもらうより、親鳥を譲っていただきたいなと思いました。そしてサーバーさんに教えてもらいながら、自分も繁殖をしてみたいと思うようになったからです。
これは以前、国内で視察した繁殖場に、納得できるところがなかったことが大きいと思います。日本でサーバーさんのような繁殖場を作れば、繁殖業界(?)に一石を投ずることができるのではないでしょうか!?
そんな大それた夢を描きました。
もし今回もサーバーさんに断られたら、親鳥を譲ってほしいと交渉するつもりでした。さすがサーバーさん、私の心をすでに読んでいたのかもしれません。
ようやくサーバーさんが交渉のテーブルに着いてくれました。
本当の勝負はこれからです。
(つづく)