(26)コンパニオンバードの繁殖の未来「今回はいけるかも、、、!?」

いつもありがとうございます。鳥爺です。

1月に渡米したばかりですが、鳥グッズの展示会がロサンゼルスであるのであれば、行くしかありません。
でも、行くとなったらもう一度、訪ねた所があります。
そう、オカメインコのブリーダー、サーバーさん宅です。今度はきちんとアポをとって、サーバーさんのところで生まれた子をなんとか輸入できるように交渉しなくてはなりません。

2月、私たちはロスに着いたらすぐにサーバーさん宅を訪ねました。
今回は約束をしてからの訪問でしたので、前回よりも歓迎してくれました。リビングにはコーヒーやお菓子なども用意されています。

「もしかしたら今回はいけるかも、、、!?」

そんなはやる気持ちを抑えて交渉に入りました。

しかし交渉は難航。理由がよくわかりません。
サーバーさんも一生懸命私たちに何かを伝えてくれていますが、理解できませんでした。
後でわかったのですが、オカメインコの色変わりの遺伝の仕組みの話を説明してくれていたようです。
しかし私といえば、そんな難しいことはさておいて、
「生まれたヒナを譲ってください」の一点張り。
サーバーさんは手塩に育てた大切なヒナを私のような素人には渡したくない、というのが本音のようでした。
そのことを通訳を通して伝えると、私が怒るのではないかと心配して、通訳の方が言葉を濁したようです。

結局、今回も交渉決裂。
私たちは前回以上の敗北感で、サーバーさん宅を後にしました。
またもやサーバーさんとの交渉はうまくいきませんでした。だからといって険悪なムードになったわけではありません。
言葉はわかりませんが、たぶん私にもっと勉強してほしい、そんな感じを受け止めることができました。

さて、気持ちを切り替えて次は展示会へ。
展示会は日本の体育館の3、4倍くらい大きい建物で開催されていました。
中に入ると、そこには予想以上にたくさんの人がいました。

(つづく)

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