いつもありがとうございます。鳥爺です。
今回のツアーの目的でもあり、夢でもあった「ケツアール」に出会うことができました。
短い時間でしたが、この時間は一生忘れられない貴重な瞬間でした。
正直、もうこれで大満足です。
他にどんな鳥が現れようが、きっと驚かないだろうと思っていました。
そんな気の緩みもあり、帰路の車の中では爆睡をしていました。
当然ガイドのTさんの大きな声で目が覚めました。
何があったのでしょうか！？
TさんがドライバーにUターンをするように指示しました。
たぶんTさんにとっても予想外の展開だったようです。
周りを見ると左側は海、道路挟んで右側は山の傾斜です。
ここでTさんは何を見つけたのでしょうか！？
Uターンすると、車は2、3台止められるスペースがありました。
車から外に出ると、鳴き声がします。
コンゴウインコの鳴き声です。しかも何羽もいるようです。
周りを見渡すと、コンゴウインコがたくさんいます。
海の上を飛んでいるコンゴウインコがいれば、海に面した木に止まっているコンゴウインコもいます。
また山側と海側の木に交互に飛んでいるコンゴウインコもしました。
その数50羽以上。壮観です。
ガイドのTさんも興奮しています。
「こんなこと、初めてだぁ！」と言って、私たち以上に写真を撮りまくっていました（笑）。
コンゴウインコたちは、なぜここにいるのか疑問でした。
特に食べるものがあるわけでもありません。
時間的にもコンゴウインコたちのねぐらでもないようです。
Tさんはこのルートをよく通るそうですが、今まで一度も見たことがないそうです。
コンゴウインコたちを見ていると、それぞれが自由に楽しんできるように見えました。
想像ですが、ねぐらまで帰る前に羽休をするため、この場所に立ち寄ったのかもしれません。
私たちは1時間近く観察や撮影しましたが、時間の関係でこの場所を離れなくてはなりません。
もう少し一緒にいて、約50羽が一斉に飛ぶところを見たかったのが心残りです。
さて次回最終回です。コスタリカのまとめをお伝えします。