いつもありがとうございます。鳥爺です。
仁美の加入でCAP!は大きな転機を迎えました。仁美が入る前に、私はアメリカに3回行きました。しかし成果はどうかというと、渡米3回目にしてやっとサーバーさんのオカメインコの輸入が決まったくらいです。
商談は成立しても、お金の支払いも含めて海外からの輸入業務は一筋縄ではいきません。
ましてやオカメインコという生きた鳥を輸入します。検疫など複雑な手続きが必要になるわけです。
ここからが仁美の出番でした。仁美がそれらの業務に経験があるわけではありません。しかし初めての業務の壁にぶち当たりながらも、すべてクリアしてくれました。
成田空港にオカメインコが無事に到着し、CAP!に連れてきた時はとても嬉しかったです。
サーバーさんから譲っていただいたオカメインコ達は以前、CAP!池袋店で猫達が自由に遊びまわっていた広場(?)を改装し、放し飼いでお世話しました。
サーバーさん宅のフライトケージほど広くがありませんが、お世話においてはできるだけ最善を尽くしたつもりです。あれから30年近くなりますが、その中の数羽は今でも「とり村」で過ごしています。
アメリカ最大と言われるペット用品の展示会「APPMA」で知り得た情報から、仁美は次々とコンタクトを取り、着々と輸入ができる手配をしてくれました。
なんと2ヶ月後には、約10社のメーカーからペレットやおもちゃなどのグッズがCAP!の店舗に並び、まるでアメリカのバードショップのような感じになりました。
たくさんの種類の商品が輸入してきたことや、サーバーさんのオカメインコ効果もあり、連日たくさんの愛鳥家の方がCAP!に来られるようになりました。
特筆すべきは仁美の加入でアメリカで驚くべきブリーダーとの出会いがあったことです。残念ながらそのときは私は渡米せず、日本で留守番をしていました。
そのブリーダーの奥様が、世界的に有名な鳥の獣医師であり、アメリカ・フロリダにあるインコ、オウムの動物園「パロットジャングル」の顧問獣医師のスーザン・クラブだったのです。
実際に私が行っていないので聞いた話になりますが、次回はこのことをお伝えしたいと思います。
(つづく)