いつもありがとうございます。鳥爺です。
ボウシインコを堪能した後、その周辺を散策しているときでした。
森の中からなにやらガサガサと大きな音が聞こえてきました。音の大きさから近くのようです。
すぐその場所に急行すると、約7、8mの高さの木から黒い物体(?)が落ちてきました。
いや、正確には「落ちる」というより、すごい早さで「降りてきた」という感じです。
その黒い物体(?)が地上に着いたとき、ガイドのTさんが状況を説明してくれました。鳥はオオハシです。
嘴の先をよ~く見ると、何かを咥えています。
その何かはわかりませんが、オオハシは木の上のほうでその獲物を発見したようです。
そして獲物は木の下に逃走を図ったのですが、オオハシも一緒に追っかけ、地上で捕獲した、ということらしいです。
オオハシ VS 獲物(たぶん昆虫)
はオオハシの勝利。
野生のオオハシを見るのも初めてですし、しかも獲物の捕獲シーンも一緒に見ることができました。
運がいいとはこういうことなんでしょうね。バードウオッチングの醍醐味を味わった気分です。
午前中のバードウオッチングが終わり、施設に戻ってくるとTさんが鳥を見つけたようです。かなり遠いところですが、木の上の頂上に大きな鳥が見えます。
私が所有しているカメラの望遠レンズでぎりぎりの大きさですが、何となく雰囲気がわるでしょうか?(ピントが合ってなくてごめんなさい)。
ヒメコンドルという種類だそうです。
「ヒメ」と名がつくので小さいと思いますが、それでもスミレコンゴウインコくらいの大きさはあるようです。
でもこのピントの合っていない写真をよ~く見てください。
この大きな鳥(ヒメコンドル)を狙っている(?)動物が近くにいるのです。
左下に大きなトカゲがいいます。グリーンイグアナです。
ヒメコンドルの大きさと比較して、このイグアナは1.5mくらいの大きさはあるでしょう。
ヒメコンドル VS イグアナ
すごい! 世紀の対決が見られる、と思ったらTさんが私の想像を止めてくれました(苦笑)。
グリーンイグアナは草食なので、木の上に登って日向ぼっこをしているそうです。
ヒメコンドルもときどき羽根を広げていましたので、こちらは羽根干しでもしているのかもしれませんね。
二回戦目のこの勝負は引き分けです。
コスタリカ2日目ですが、この先どんな鳥たちと出会えるのか、次回もよかったらご覧くださいね。